企画書
アートビアガーデン2008
趣旨:神社はまちの象徴的空間である。楠公の偉業が人々を動かし湊川神社を建立させ今に啓授されている。また神社は明治の建立時より地域の発展の為に門戸を開いてきた。その結果、境内に多くの露店が立ち並び、人々に親しまれ、地域一帯は賑わい発展してきた。混沌とした現代社会、人間として理解しがたい事柄が続発している世の中、私たちは今一度立ち止まり謙虚になる必要性に迫られているのかもしれない。神社の持つ歴史的意義を再認識し、また地域の環境をも含めての再構築しなければいけない。アートの持つ自由さが人々に人間と社会の在り様を考え直す時間を、そしてアートの持つエネルギーが人々に次へつながる勇気を共有させてくれる。
概要:湊川神社の菊水天神祭の行事の一環として夏の食文化ビアガーデンとアートを総合的に演出することで地域の文化を多くの市民に楽しんで頂くことができる。また地域の文化財として湊川神社を知る機会になると共に、湊川神社から新たな文化の発信が期待できる。アートビアガーデンとしては3回目を迎える
内容:菊水天神祭が8月24・25・26日に催されるにあたり、以前から湊川神社で企画しておられた納涼ビアガーデンの会場を、現代美術や光などで演出する。
期間:2008・8月21日(木)~8月31日(日)
開門(5時)~17時 入場無料
17時~22時 ビアガーデンを営業
場所:湊川神社境内駐車場
出品作家:高浦邦彦+杉本雅子+小川雅司+こうべ照明倶楽部/國府理/ワァ-ダダ・コウドー/杉野まり/近藤明/宮崎みよし/福永祥子/蛹少女/岡本和喜+水垣尚/おっと/谷森ゆかり/田中大輔/岡本康
コーディネーター:高浦邦彦(こうべ照明倶楽部)/宮崎みよし(NPO法人リ・フォープ)
主催:楠公会館
後援:神戸新聞社
協力:松下電工株式会社
大光電機株式会社
配置図+作品リスト
01 夕焼け小焼け 田中大輔
夕焼け小焼けで日が暮れて、仕事、遊びで汗かいて、今日もビールがおいしいなぁ。
02 pre-verb 01 岡本康
原初体験をイメージして作りました。
03 飛来・ものほし場 ワァ-ダダ・コウドー
目に飛びこんで来た光景とか物質を洗いだして選択し、アツアツの光の中で製作する場を楽しみたいです。
04 発生装置 近藤明
もっとO2を!
05 「太陽」「星 近藤明
シンボル
06 luna-湊川神社’08- 谷森ゆかり
自分を見つめること、見つめかえすこと
07 磁場信号機 國府理
理解し得ない他人の孤独を理解してみようとする
08 再生 福永祥子
「もう一度蘇れ 生き生きと」という願いをこめて自作詩の表現
09 高浦邦彦+こうべ照明倶楽部
カラー 高橋正子
カラフルな光障子
キッチンライト 西村直樹
台所用品でつくるあかり
アンドン 中谷行義
反転模様のあかり
10 オットット 宮崎みよし
あれ 作品がいい気分になって長~くなってカウンターになっている!
11 赤青影絵 おっと
赤青メガネで影絵を見てみると、、、
12 重なる灯り 杉本雅子+小川雅司
布の木の灯り
13紙ふうせん 杉野まり
3回目の出展です。今回も夜・光・風がテーマです。'紙ふうせん'をモチーフにちょっとノスタルジックな空間を創ります。
14 縁側?舞台?茶室? 杉本雅子+杉本健二
単管とすだれで和の空間
いけばな協力:酔花の会
15 あかりぐるま・かざぐるま 蛹少女
まわる まわる 風車 まわる ひかりも まわる ゆらゆら ゆれる
16 楠公さん 岡本和喜+水垣尚
湊川神社にちなんで作りました