HOT PICKS
橋本 理恵子展
―ジャッカン凶暴―
2003年3月11日(火)~3月23日(日)
但し月曜休廊 11:00-18:00
研究会「平面作品の面白さ」
画家 領家裕隆氏と語る
3月16日16時30分~ 参加費300円
今回は日ごろから身近に在る命に興味を持っている少年のような目のかがやきを持つ女性作家の初個展です。鶏や魚を殺して平気で喰する大人たちの行為が許せなかった子ども心を現在も日常生活の中に感じているという。ただ彼女の主眼はその小さな命に向けられている事である。その気にとめる事の無い小さな叫びをエネルギッシュに表現されている作品群には圧巻されます。
表面性としては日本画絵具とアクリル絵具をうまく使い分けているので一見乱暴にみえる画面も細部まで楽しんで鑑賞させてくれます。特に小品はコレクションの一つとしてお部屋に飾っていただくことをお勧めいたします。
出品者のコメント…
私は、小さな頃から虫や動物が好きでした。身近に住んでいた生き物や、
想像上の動物たちといつも会話していたような気がします。
それらの生き物たちは、今も私の心の中に住んでいて非合理な事件や映像を聞いたり見たりするたびに、叫び声をあげるのです。
そんな生き物たちの声を皆さんにも聞いてもらいたいと思います。
橋本 理恵子