斐文路展

ピ　ワンル　作品展

200１年８月２８日（火）～９月７日（金）
但し月曜休廊　11:00-18:00

（開廊時間が旧来の12:00―19:00から現在の11:00－18:00に変わりました）

中国人画家ピ　ワンル氏が初めて訪れた外国が日本であり、海がみえる神戸だそうです。彼の作品を最初見せていただいた時、中国の雲南省の美しさと故郷を愛する敬虔さを一本一本の線に感じました。そして現代美術とか日本画とか飛び越えてしまい、ゆったりとした時の流れに浸ってしまいます。時々「赤とんぼ」や「ふるさと」などの童謡を聴くと我に帰るのと同様、彼の絵を観ていると人間として忘れていた何かを思い出させてくれます。近いようで遠い国「中国」、両国の新しい発見の場に北野Pocket美術函がなってくれればと思っています。

作品はすべて未発表。大小あわせて１１点の雲南省の珍獣と少数民族絵画を展示します。