季勝利展

季 勝利
――１ ２ ３プロジェクトin KOBE――

① 絵画展示
２００１年５月２9日(火)～６月１０日(日)
但月曜日休廊 12時～19時
北野ポケット美術函

② アート パフォーマンス
２００１年６月１日(金)
19時入場 19：30～20：30
神戸文化小ホール シーガル・ホール


６月で神戸に住んでほぼ１年すぎた中国の北京から移住した現代美術家・季 勝利 （JＩShengli ）の作品とアートパフォーマンスを企画。
季勝利は「１ ２ ３」にこだわっている。１２３には古くからの中国の哲学的思想の意味合いも含まれているという季勝利の表現は、現代の日本人が忘れてかけていた人間的感触を呼び起こしてくれる。歪んでしまった現社会の中て鑑賞者に地球人である事の喜びを教えてくれる筈である。季勝利は日本語を学び、日本食を味わう中で「１ ２ ３」へのこれからの展開がたのしみである。



内容………
① 絵画展示

• タイトル 《１２３》
• アクリル画 １５点

② アートパフォーマンス

• タイトル 《 洗 ―― １２３ 》

舞台の上には無数の風船。バックミュージックは筝曲。作家自身のシンボルマークでもある１、２、３の数字を、石鹸の泡で体の上に描きながら、絶え間なく自己の体を洗い続ける。

洗う行為は変化したいという意識を表わしている。人は何時も自分が汚れていると思っている。洗う事で清潔になるのだが、原形は異化し、想像もできないような“怪物”になる。
それは自分自身も含めてである。しかし、洗うという行為は肉体を、物品をより清潔なものにする。

季 勝利