中田佳子展

中田　佳子展
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2002年11月19日（火）～12月1日（日）
但し月曜休廊　11:00-18:00




今回はこの夏の第9回六甲アイランド野外展に公募の部門で出品していた若い作家です。いつも作品を、それも人体から型取りをしての繊細性を必要としそうなフォルムを堂々とセメントで制作しているところが新鮮で面白い。モデルの等寸大が必要なのであり、型から起こす事にこだわっている。なぜパーツなのか。作者はパーツでその人の存在を充分表現できるという。そしてそのことは多くの人の参加が可能であるいう。妙な理屈はさておいて、観ていて詩が生まれそうでたのしい作品群で将来が楽しみです。

出品者のコメント…
このからだがここにあること、それが大切で、うれしくて、私は「からだ」をモチーフとして制作をしてきた。
このからだは何のためにあるのか、このからだで何ができるのか、考えたとき、できることは無数にあったけれど、一番したいことは、たくさんの他のいのちの存在を感じること。それらを愛することだった。

中田佳子